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第1話 『宇宙の時間』


世界で一番正確な宇宙と同期した時間を持つといわれる先住民族の伝承によれば、およそ13,000年間続いた『分離の時代』を経て、2012年の冬至を境に私たちの太陽系は『統合の時代』に向かって舵を切ったと言われています。

彼らの預言によれば 、「青い星」が空を駆け抜ける時、分離から統合の時代への移行期が始まり 、「赤い星」が空に現れる時、統合の時代へのシフトが完了すると伝えられてきました。

多くの人々はその預言を信じませんでしたが、2007年10月24日、実際にアリゾナ州セドナの夜空を真っ青なホームズ彗星が走ったのです。

彼らはまた2012年冬至点を中心に、前3年半を『夜明けの朝』、後3年半を『夜明けの晩』と伝えています。

『夜明けの朝』とは「自分の中に目覚めの感覚が生じる期間」いわれ、「今までの時代と何かが変わった」ことを感じながら新たな時代に向けて自らの周波数を調律していく時。『夜明けの晩』とは「暗闇の中にある光(真実)を見出す期間」で、これまで隠されてきた真実(真我)に光が当り始める時と言われています。

「自分の中」「現象界」「目に見えない世界」この3層はリンクして動いています。

自分の中の真実に光を当てるということは、これまで籠の中に閉じ込めていた、出逢ったことがない自分にどんどんと光を当てていくこと。

そして、闇の奥に隠していた本当の光(自分自身)を見出していくチャレンジが、夏至の日(新たな夜明けのゲート)までに行われるのであれば、それに対して宇宙は全面的にサポートのエネルギーを送ってくれるのです。

『夜明けの晩』に本当の自分と出逢うこととは、自分がこの地球で実現させたかった真の想い・自分自身の中に眠っている未知なる才能と出逢うことを意味しています。

今回の夏至の瞬間を誰よりも待ち望んだけれど、既に魂が肉体を離れ天に戻った私の親友である先住民族の長老はこのように語っていました。

『 新たな時代への潮流の中で大切なことは、(それが一番良い方法だと信じて)全てを自分でやろうとするあり方(誤解)から自分自身を解き放つことだ。自分が望む結果よりも、遥かに偉大な結果へと天が導いてくれるということを信じて委ねられるか。それは、また宇宙時間への回帰の大切さを意味している。』

そのためのキーとなるのが、自らの中に「真の女性性を蘇らせる」ということだと思います。

真の女性性とは

『天の愛を受けとる在り方であり、天に導かれながら生きていくということ。』

かつて、「死」さえも天が統治して導いてくれているということを感謝と共に受け入れていた時代がありました。身体を持った「生」の時間と、身体から離れた「死」という時間を、行ったり来たりすることは、"悠久の宇宙時間"の中に在る魂にとっては何も怖いことではなかったのです。

しかし、「生」にあった時、「出逢った大切な人・時間と共にいつまでも在りたい」という当たり前の欲求によって、"宇宙時間"から自分達のための"人間(物質)時間"への執着が生まれたといいます。

やがて"人間時間"の中でのサバイバルを目的とした「男性性」が暴走を始めます。自分たちのやり方で、競争・支配(コントロール)の価値観に基づき、自分たちのルールと科学に傾倒していくうちに、いつしか私たちは天(宇宙に委ねていく在り方)から離れました。

『天から離れたということは、内宇宙と外宇宙が分離し共振性が損なわれたということ。』

私たちの身体の中に存在する内宇宙。それは微生物たちも含めた世界であり各々の心の周波数が創り出す世界です。その内宇宙と、地球と同期する外の微生物たちが創り出す世界(外宇宙)は、本来は統合していて共に響き合っていました。

宇宙には天が意図した「ひふみの法則」というものがあります。

無意識に統合の時代を生きていた時代(ひふみの「ひ」=源)から、我々は「個」の体験を重ねるという分離の時代(ひふみの「ふ」=分離)を過ごしてきました。そして、今、まさに私たちは「生」の本来の目的を想い出そうとしているのです。(ひふみの「み」=意識をもって統合の時代を生きていく)。

『全ての生命(いのち)が響きあう場所で天に導かれて愛を生きる。』

競争やエゴ、自分(たち)さえ良ければ、今さえ良ければ、という世界ではなく、皆がひとつの真実の方向に向かって響き合う、「大いなる循環」の中で自らの輝きを活かしていく時代の到来。

統合の時代へとシフトする今このとき、宇宙時間の中で、自分の輝きを、自分の中心で、真の女性性を取り戻しながら神の子として蘇る。天と自分の魂との約束を果たす時が今まさにやって来たのです。

自分自身を籠の中に閉じ込めているのは、「自分のやり方こそがベストだ」と信じ込んでいる自分自身なのです。その観念を一旦天へと戻して、認めたくない自分やもう二度と感じたくはない感情と再び出逢い、向き合い、その奥に在る、分離の時代には成しえなかった

『自分の中にある本当の想いや愛と繋がりなおす。』

そういうチャレンジを体験することが、閉じ込めた籠の中から輝ける自分自身を解き放つことにつながっているのです。

『かごめ、かごめ。』

籠の中のとりとは、いつ出逢うのでしょうか?

とりとは神の象徴。籠の中に閉ざしてしまった自分(真我)は、いつ神の子として蘇るのだろう?

夜明けの晩に。

2012年冬至~2016年の夏至までの3年半。その最終段階。まさに「今」なのです。

鶴と亀が統べる。自分の中の光と闇。男性性と女性性。内なる天と大地の統合。

『天からのまったき光と自分が閉ざしていた闇の向こうにある本来の輝きが統合されたときに真の才能が蘇る。神の子としてこの統合の時代を生きていきたい。』

そんな魂の切なる想い。2012年12月21日冬至、そして2016年6月21日の夏至という大きな転換点をまたぐ人生を選択して、このタイミングに生を望んで地球にやってきた我々の魂。

だからこそ我々の今回の人生は、その前半戦で『分離』を生きるように仕組まれていて、人生のある時から、内から湧き上がる問題意識と変容への欲求によって、「やっぱり愛を、そして真実を生きたい」という根源的な想いへと導かれるのだと感じます。

「今」のためにすべての過去はある。

夏至に向けて残された貴重な時間。

過去の痛みや誤解を、この場に立ち止まるに使うのではなく、新たな時代を生き抜いていくための糧とする。

自分自身をどこまでも許し、さらに楽により自由な自分に変容させていくチャレンジを重ねていきたいと考えています。

礒 正仁

〜よあけてであえて 八ヶ岳 夏至の祈り 2016〜

開催日:2016年6月22日(水曜日) 場所 :身曾岐神社・能楽殿     (山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3401) 時間 :開場15:00 開演16:00 終演18:00

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